デス13

なんというか、小憎い演出というものに弱い驟雨という存在がありましてですね。

ソファの上においてある紙に「上を見ろ」なんて書かれてあって上の照明器具の間にまた紙が挟まっていて、その紙に「テレビの裏」など書いてあって結局、50km先の雑木林にひっそりと腐乱死体・・・いやいやテーブルの裏側に「結婚しよう」と書いた紙があってそれを見た刹那、ピーンポーンと玄関チャイムを鳴らす音。外には帽子を深く被った配達員扮した彼氏が「お届け物で～す」なんつって指輪をパカッ！そして最後に一言。

「印鑑お願いします、この婚姻届に。」



――妄想です。

「今年の卒業式はボロ泣きするぞ～！」なんて張り切って眼球にワサビ（ツンとした辛さの中にあの爽やかな香りのするSB本生ワサビ）まで塗ったのですが涙なんてこれっきし出ませんでした。



Q.「あれれれれれ、驟雨くんは感情が決壊しちゃってるのかな～」

A.正解。

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日付も変わったことですし、寝ますね。